元学童保育職員の記録

元学童保育の職員が書き物を中心とした、学童保育で働く皆さんの役立つ情報を紹介していきます。

2月の文例②

こんにちは

今日は2月のおたよりの文例をおしらせしていきます。

2月お便り文例まとめ

・以前のものから更に手が加わっているものがあります。

例文(書き出しから最後まで)

・冬休み中は出前講座の方が来て、環境問題のことをお話ししていただいたり、5、6年生が中心となって企画してくれたお楽しみ会などの行事がありました。
冬休みの遊びとしてやっていたこま回しでは「回したことがないからやりたくないよ〜」と言っていた子も、お兄さんお姉さんに教えてもらいながら少しずつ回せるようになり「先生できるようになったよ‼︎」と目をキラキラさせながら伝えてくれるくらい、上達しました。また上級生も困っている下級生に声をかけ、優しくひもの巻き方を教えている子もいて、頑張る姿を見ることができました。
短い冬休みではありましたが、いつもより長い時間過ごす分、友達の輪に自然に入っていったり、自ら交友を広げようと積極的に話しかけていく場面が多く見られていて、また子どもたちの成長を大きく感じました。
3学期に入り進級、進学までもうほんの少しとなってきました。学童保育でもクラス替えがあり「どこのクラスになるのかな~?」とドキドキ、ワクワクしている様子も見られています。特に1年生は「○○お兄ちゃん」「〇〇お姉ちゃん」と呼ばれるので「いやだな~」と言いながらもニコニコ笑顔を見せています。
環境が変わることで不安になることもあるかと思いますが、子ども達との関わりを通し、少しずつでも解消していきたいと思います。クラス替えまでの残り少ない期間、子ども達が楽しく素敵なお兄さん、お姉さんになれるよう、援助して参ります。
また、感染症対策を子ども達とも十分に行い、安全に過ごせるようにしていきますね。
以前の記事でも紹介しました
冬休みの振り返り(行事、参加した様子、成長を感じたポイントなど)
進級に向けての準備
が入っています。
それではそれぞれの箇所についての例文を載せていきます。

冬休みの振り返り(行事、参加した様子など)

・冬休みは外食体験や出前講座など様々な行事がありました。外食体験では学童保育の友達と一緒に食事ができることがとてもうれしそうでした。 出前講座では講師の方の話を真剣に聞いていたり「こういう時にはどうしたらよいですか?」と真剣に質問していましたよ。 ・冬休みは異年齢同士の繋がりが強まったように感じています。低学年は「困ったときには先生以外にもお兄さん、お姉さんが助けてくれる」ということを認識できてきました。 遊びに誘っていたり、日直を手伝ってもらっていたりと安定して過ごせていたと思います。また上級生も低学年をまとめるという意識が高まっていたと思います。

 

進級に向けて

・いよいよ3学期が始まりました。進級まで残り少しです。「また1年生が来るのか〜」と言っている子もいますが「新しい子はどんな子なの?」と聞いている姿も見られ、新しい出会いを楽しみにしているようです。 ・「お兄さん、お姉さんにされて嬉しかったこと」を子どもたちに問いかける場面がありました。「遊びに誘ってくれたこと」「遊び方を教えてもらったこと」などの意見がありました。されて嬉しかったことを新入生へ返していけるようにしていこうねと話をしています。 特に今の1年生は進級へ向けて期待があるようです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。 2月のお便りのポイントを押さえておけば、あとはそれぞれに当てはまる行事や、内容を入れると作成できるかと思います。

プラス子どもたちの言葉があると臨場感が増してきますよ★

お便り作成が良いものになりますように

 

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

同じ出来事でもここまで書ける!連絡帳のバリエーション

こんにちは

今日は連絡帳の書き方(同じ出来事でのバリエーションの増やし方)についてお知らせしていきます。

 

同じ出来事でもここまで書ける

・同じ遊びが好きな子っていますよね。毎日同じ遊びを繰り返している子もいます。

そんな時連絡帳に同じ文章を書くわけにはいきません…

今回は

・ドッヂボールで遊んだ ・人形遊びをした
ということについていろいろなバリエーションで書いてみます

「誰と」

・今日はドッヂボールをしました。▼お兄ちゃんと一緒のチームになり、とてもうれしそうでした。 ・今日はお人形遊びをしました。仲良しの〇〇さんと一緒に楽しみました。

「誰と」遊んだかによって遊びの様子も変わってきますよね。仲良しなのか、遊んだことのない子なのか、憧れの人なのかそういったことも文章に少し添えると、子どもたちの友達関係も保護者の方にわかってもらえるでしょう。

 

結果(どうなったのか)

・今日はドッヂボールをしました。試合では上手に連携をしていた★くんチームが勝ちました。★くんも素早くよけたり、当てたりと活躍していましたよ ・今日はお人形遊びをしました。◇ちゃんが中心となり、役や設定を決めていました。お片付けの時間まで大盛り上がりでしたよ。

試合結果や遊びの展開、などを書きます。勝ち、負けでも展開が違ってきますし、同じ遊びでもどうなっていったかという結果たちがってくることもあります。

 

経過(どうしていったか)

・今日はドッヂボールをしました。事前の練習では積極的にボールを取りに行ったり、一生懸命ボールを投げたりと頑張っていました! ・今日はお人形遊びをしました。「ちいかわ」になりきった◇ちゃんが、お友達と家の中で料理をしたり、旅行に行ったりととっても楽しそうでした。

結果に至る前の経過のほうが書きやすいものもあります。お人形遊びは設定や役割などの詳細を書くと違いを表せますね。遊びの巡回を兼ねて役割を聞いてみるのも良いでしょう。

 

発言(友達、その子は何を言ったか)

・今日はドッヂボールをしました。試合中ボールをキャッチした★くんに「★くん、ナイス!」とお兄ちゃんから声がかかるとそれで力がわいたのか、とても素早くボールをよけていましたよ。 ・今日はお人形遊びをしました。「今日はちいかわの誕生日ってことね」「じゃあ今日はケーキを準備してお祝いしなくちゃ」「プレゼントも買ってくるね~」とお話がどんどんと進んでいって、見ているだけで楽しい気持ちになりました。

私のブログでは特に重きを置いています、発言を拾って書くパターンです。子どもたちの会話とそれに対する感想を書くという手法です。会話を聞けるときには活用できます。(近くで遊んでいる子には使えますが、会話が聞こえないくらい離れていると難しいですね)

 

リアクション、表情

・今日はドッヂボールをしました。ドッヂボールができるということがとっても嬉しかったようでやったー!」と目をキラキラさせながら喜んでいました。試合ももちろん楽しんでいましたよ。 ・今日はお人形遊びをしました。「私これ持ってくるね」と友達と協力しながら積極的に準備していました。大好きなお人形遊びを楽しむ◇ちゃんはとてもイキイキしています。

楽しく遊びに参加している様子を書きます。擬態語を使うとかわいらしい文章になるかな~と個人的に思っています。「キラキラ」「ニコニコ」はよく使いますね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。同じ出来事でも書く手法を変えると違った文章で書けますね。

書くことが同じになってしまいそうな時にはぜひ

「誰と」「結果」「経過」「発言」「リアクション」

の手法を使ってみてください。違った見え方ができるかもしれません。

 

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

新年度へ向けて!年間指導計画の文例

 

こんにちは

今日は年間指導計画の文例をお知らせしていきます。

 

年間指導計画について

・来年度へ向けての準備が進んでいることと思います。年間指導計画は指導案を作るにあたり、おおまかな指標となります。大まかに4期に分けて紹介していますので、補足も見ていただければと思います。

年間目標

基本的にはそこの学童保育の基本目標に沿ったものになりますが、

生活の自分で流れをこなす 集団や公共のマナーを身に着ける 自主性を養う いろいろな人がいることを理解する 思いやりの気持ちを育てる
今回の目標は上のことが身につくようなものにしています。

 

生活:基本的な生活習慣、集団や社会のルールを身につけ道徳性を培う    生活の繰り返しの中で多様な人々や身近な社会への関わりを増やしていく    生活に見通しをもって一人ひとりの自主性が育つ    集団活動を通し、仲間を思いやる心や協力する態度を身につける   遊び:異年齢集団での遊びを通し創造性や思考力を高める    仲間を受け入れる態度や心情を育てる

では今度はそれを月ごとにかみくだいてものへしていきます。

 

Ⅰ期(4月、5月)

・新しい環境に慣れるため、子どもたちが安定した生活が送れるよう援助していくための目標を設定します。遊びのルールや遊具の使い方を理解するということも大事ですね。夏に収穫するための野菜を植えたりしても良いと思います。

 

・新しい環境の中で生活の決まりや流れを知り、安心して過ごす。 ・遊びを通し仲間との関わりを深める。 ・遊具や用具の安全な使い方を理解する。 ・身近な自然に親しみ、植物の生長を観察する。 ・挨拶など自分から進んで行動する。    

Ⅱ期(6月~8月)

・ある程度、友達関係が育ち、また夏休みに向けての目標を立てていきます。Ⅰ期よりも学童生活に慣れてきている分けんかなど出てくるのでいろいろな人がいるということを理解する良い機会です。

・異年齢の友達に親しみを持ち思いやりの心を育む。 ・仲間の良さを認め合い、遊びを展開していく。 ・夏休みの活動(係り、お当番等)を通し、協調性を育む。 ・夏休み中の基本的生活習慣と生活目標を立て取り組む。 ・友達との違いを肯定的にとらえ、互いを尊重する。 ・夏休みの生活の中で必要な態度を身につける ・目標に向けて仲間と協力することの大切さを知る。  

Ⅲ期(9月~12月)

・遊びや行事を通して、交流を深めたりより一層友達との違いに気づいていくということを目標にしていきます。

・考えや思いを伝えあい、友達との絆を深める。 ・一人ひとり、自分らしく充実した生活を送ることができる。 ・自分の役割に気づき意欲や期待を持って活動に取り組む。 ・異年齢でのスポーツや集団ゲームを積極的に行う。 ・行事に向け意欲的に取り組む。 ・互いに認め合いながら自信を持って行動する事ができる。 ・同じ目的に向かって協力することで得られる充実感を味わう。 ・冬休みの生活目標を立て、取り組む。 ・行事を通し公共の場での礼儀を身につける。 ・同じ目的に向かって協力することで得られる充実感を味わう。

 

Ⅳ期(1月~3月)

・今年度の反省と次年度へ向けての意識を高めることを目標にしていきます。

・伝承遊びに親しむ ・冬休みの生活目標を達成する。 ・行事では、自分の役割を知り行動できる。 ・進級に向け期待をもち、一人ひとりが目標を立て取り組む。 ・友達の良いところを見つけ認め合える関係を作る。 ・卒所式、お別れ会の準備をする ・一年の成長を喜び、自信や達成感を味わう。  

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。年間目標は保育の指針を知る機会です。大まかでも年間の予定や方針を職員間や保護者の皆様へ理解してもらうために、しっかりと目標を立てていきたいですね。

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

室内遊びに困ったら…お絵描き遊びのすすめ

こんにちは

今日は準備があまりいらない、家庭でもできるお絵描き遊びをお知らせしていきます。

おうち時間でも楽しめると思いますので参考にしてみてくださいね。

 

お絵描き遊び

・お絵描き遊びはその名の通り、絵を描く遊びです。私自身絵を描くのが好きなのですが、お絵描き遊びのメリットは

・集中できる ・ものを見る力が育つ ・遊びによって個と小集団、どちらもできる
ということです。特に大集団での遊びの機会がなかなかとることが難しいため、個人や小集団の遊びとしてできるのは良いのかなあと思っています。
それではお絵描き遊びを紹介していきますね。

お絵描きしりとり

≪必要なもの≫ 筆記用具(紙とペン)

・その名の通りお絵描きしりとりです。絵を描いてしりとりをしていきます。終わるまでは話をせずに、最後に描いたものを伝えていくと盛り上がります。慣れてきたら、名詞だけでなく修飾語などバリエーションを増やしていくといろいろな絵が見られて楽しいですよ。

お絵描き人形遊び

≪必要なもの≫ 筆記用具 紙(画用紙などしっかりした紙)ペン、色鉛筆(下書きや塗る用)

・自分の好きなキャラクターを描いて、ままごとや戦いの遊びをします。学童保育にそのお人形がなくても描くだけで遊べますよ。子どもたちに描いてもらうと時間をかけて遊べます。

お絵描きクイズ

≪必要なもの≫紙、ペン

・テーマを決めて制限時間内にそのテーマを絵で伝えます。慣れてきたら、絵を描く人1人、当てる人複数で当てた人が多い人が勝ちというものや、制限時間の中で、たくさんの答えを導けた人が勝ちなどにしても面白いですよ。

お絵描き伝言ゲーム

≪必要なもの≫紙、ペン

・テーマを決め、言葉を発さずに時間内に絵だけでそのテーマを伝えていきます。最後の人に伝われば成功です。

しかし正解しなくても答え合わせを一緒にしていくと盛り上がったり、「あぁ~」と、どこで違ったのかわかるので楽しいですよ。

目を閉じて描いてみよう

≪必要なもの≫ 紙、ペン

・目を閉じて描くとパーツがずれてしまうのはご存じでしょうか?あえてそれをやって、どれだけずれずに描けるかというものです。絵を描くのが上手な人もずれるので、見ていて楽しいですよ。

 

チラシらくがき

≪必要なもの≫チラシ、新聞、ペン

※場合によってはのり、はさみ等

・チラシや新聞紙に落書きするというものです。自分の好きな値段を描くもよし、描き足すもよしです。

チラシを切り取ってオリジナルのチラシを作りたいという子も出てくるかもしれませんので、その場合にはのりやはさみなどを用意しましょう。

 

お絵描き遊びの注意

・できるだけ子どもたちが自分で描く。
 トラブル防止や職員が全体を見ることができるように子どもたち自身で描いてもらいましょう。
・必要な人は手本を用意する、用意してもらう
 自分で描ける子、描きたい子は良いのですが、キャラクターはその通りに描きたいという子もいると思いますので、用意できたら用意しておくと子どもたちも楽しく遊べると思います。

 

やりすぎには常識の範囲を伝える
 描くのが楽しくなり、下品な内容になったり、ノリでやりすぎてしまうことがあります。子どもたちの様子を見守り、やりすぎていたり、相手の反応を見ながら必要な場合は伝えていきましょう。
「これくらい大丈夫」と思っていることも嫌なことに感じる子もいるので、特に顔色はしっかりと見ておくことが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。冬は室内で過ごすことが多くなりますね。普段お絵描き遊びをすることがない方はやってみると楽しいですよ。

遊ぶ際には気を付けるところに注意して、楽しく遊びましょう。

 

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

子どもたちの姿から見えてくる指導案の目標

こんにちは

そろそろ学校が始まったところも多いかと思われます。

ちなみに私の地区はまだです…保護者の方は早く始まってほしいと思う方も多いのではないでしょうか?

私は早く始まってほしい…(なかなか外へ遊びに行けないので)

今日は子どもたちの様子から見た指導案の目標の立て方を中心にお知らせしていきますね。

 

指導案の目標は子どもたちの姿で見える!

・指導案を立てるにあたり、考えるもとになるのは

それまでの子どもたちの姿

どういう風に育ってほしいか

ですね。それまでの子どもたちの姿は思い浮かぶことが多いと思います。特にどういう風に育ってほしいかということも考えたうえで、気になる様子を書くと良いです。

ここで例を作ってみましたのでご覧ください。

具体的な例

子どもの姿

・参加したい遊びに間に合うように勉強や生活の流れなどの計画を立てていたが、時間や遊びなどを支援員に聞いて確認してくる子もいる

このような様子から

自分で予定を確認し、管理ができるようになってほしい

というなってほしい姿を考えると

目標

・活動を自分で確認し見通しをもって予定を立てる

という目標ができます。

目標ができるとどういうはたらきをすれば、その目標がクリアできるかということ(職員の対応)を書いていけば良いのです。

先ほどの例ですと

・時間や活動をいつも聞いてくる子には、予定表を自分で確認させ、自己管理ができるようにしていく。また状況によっては次の活動を前もって知らせておき子どもたちが見通しをもって過ごせるようにする。 ・予定を確認するとき、低学年には特に「今日は何をして遊ぶ?」と問いかけ、子どもたちが予定を立てやすいように確認していく。

という配慮事項が書けるようになります。

 

違う目標の場合も見ていきましょう

子どもの姿

・支援員や上級生に甘えたい気持ちがあり、過度にスキンシップを求めている。

という様子が見られたとします。コロナ禍もあるため、過度な接触は避けたいものです。甘えたいという気持ちは大切にしながらも、スキンシップ以外にその気持ちを解消したいので…

目標

・子ども達一人一人の気持ちを受け止めながら安心して過ごすようにする ・友達と話をしたり遊びながら関係性を深め、認め合いながら楽しく過ごす

という目標を立てます。すると

配慮事項

・疲れが出てきて支援員や上級生に甘えたがっている子には甘えたい気持ちを受容しながら、少しずつ遊びや話すことに気持ちが転換できるようにしていく ・支援員がそばにつくことで特に安心して生活できる子には配置などを考慮しておき、スケジュールをこなしていけるように連携をとる。

遊びや話すことなどで甘えたい気持ちを変換できるようにします。学童保育は家庭的な雰囲気のところもありますが、成長するにあたり、人との適切な距離感を守るのも大切になってきますので、様子を見ながら配慮していきたいですね。

 

次はこんな様子です。

子どもの姿

怒ると相手を責めてばかりの子がいる

こういった様子が見られるときには

 

目標

・相手の気持ちに気づいたり、思ったことや考えたことを相手にわかるように話す ・遊びを通して互いの考えを出しあったり、受け入れ合いながら進めていく。

具体的な内容としては

・トラブルで指導をする際は訴えて来た子の気持ちを受け止めながら時には相手の気持ちにを代弁するように「こう思ったかもしれないよね」と可能性を示していく。「やられた」ことが強く残る子は相手の気持ちに共感しながらもそのときの自分はどうだったのか?と振り返る時間を与え、どうすればよかったのかを一緒に考えていく ・一人一人の思いを肯定的に受け止め人の話を聞くことの大切さや聞く態度をわかりやすく伝えていく。また少しずつ折り合いがつけられるように友だちの思いにもわかりやすく伝えていく。

まとめ

いかがでしたでしょうか。指導案の目標はそれまでの子どもの姿を思い浮かべながら、どういう風になってほしいか考えて立てていきます。達成できる目標を立てて、少しずつでもクリアできるようにはたきかけていきましょう。

 

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

2月のおたより~押さえたいポイントと文例

こんにちは

とーっても個人的なことなのですが、年始早々パソコンが壊れまして…

至急手に入れました。今年これで厄を落とせていたなら良いなあ

 

今日は早いですが2月のお便り文を載せています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

2月のおたよりで入れたいポイント

・さて、まだ一月ですがスーパーでは節分やバレンタインコーナーが設置されていました。早め早めの準備は大切ですね。

2月のお便りの押さえておきたいポイントは2つ

冬休みの振り返り(生活の中で成長したこと) 進級に向けての準備

です。それに沿った例文を見てみてください。

 

冬休みの振り返り

・冬休み中は帰りの会で異年齢同士のペアをつくって参加していました。上級生はだんだんと慣れてきたのか「帰りの会をするよ」と職員が声をかけると自然と下級生を誘いペアを作っています。新年度も上級生が下級生をうまくリードできるような環境づくりを行い、異年齢保育の良さを引き出せることができたらなと思っています。 ・短い冬休みではありましたが、いつもより長い時間過ごす分、友達の輪へ自然と入っていけるようになったり「先生、あの子と仲良くなりたいんだ」と積極的話しかけに行く場面が見られたりと、子どもたちの成長をまた見ることができました。 ・冬休みはグループでの活動を促してきました。高学年がリーダーになり、自分のグループの子へ整列を呼び掛けたり、お楽しみ会では出し物を考えていきましたよ。それまで交流が少なかった子もお話したり、遊びを誘っていたりと友達関係も広がっていきましたよ。 ・生活の中でスケジュールの把握や予定を立てるということがこの冬休みで身についてきました。「もうそろそろ外に遊びに行く時間だから片付けよう」など職員が声をかける前に気づく子が増えてきています。

冬休みで取り組んできたことを書き、それを行ったことで子どもたちにどういう変化があったか書いてきます。子どもたちができるようになったことを中心に書いていきましょう。また行事などの参加した様子でもよいかと思われます。

進級にむけての準備

・進級まで残り僅かとなりました。学年がひとつ上になることで新一年生の良きお手本となり優しく遊んでくれることを期待しています。私自身も子ども達と一緒に日々成長していきたいと思います。 ・3学期に入り進級、進学までもうほんの少しとなってきました。学童でも「どんな子がくるのかな~?」とドキドキ、ワクワクしている様子も見られています。
特に1年生は「○○お兄ちゃん」「〇〇お姉ちゃん」と呼ばれるので「いやだな~」と言いながらもニコニコ笑顔を見せています。環境が変わることで不安になることもあるかと思いますが、子ども達との関わりを通し、少しずつでも解消していきたいと思います。進級までの残り少ない期間、子ども達が楽しく素敵なお兄さん、お姉さんになれるよう、援助して参ります。
・新年度に向けて新一年生の見学が増えています。「こんにちは!」「何して遊ぶのが好き?」「かわいい~」と新一年生と積極的に交流する姿が見られています。「学童に来たら一緒に遊ぼうね」と入所を楽しみにしていますよ。
・進級するにあたり子どもたちと「素敵なお兄さん・お姉さん」について考えています。「優しくしてくれる」「遊びを教えてくれる」「みんなをまとめてくれる」などなどたくさんの意見がありました。みんなの考える「素敵なお兄さん・お姉さん」に近づけるよう援助してまいります。
・この年度でお便りをだすことができるのも残り少ないです。進級に向けての期待の様子を書いていきましょう。保育の中で進級についての問いかけをするのも良いかと思われます。特に一年生は進級することに期待を持っている子が多いです。その表情や言葉を書くのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
書くポイントを押さえて、あとはそれぞれの活動に応じたものを当てはめていくとまとまってくるかと思います。
ポイントは冬休みで成長したこと進級に向けての取り組みです。
ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

防ごう!冬の保育中に起こりうる事故、ケガ

 

こんにちは。

寒さが厳しくなってきましたね。子どもたちは寒くても外で遊びたがったり、元気いっぱいなのですが、大人は室内でゆっくりのんびりしたいです…

 

今日は冬に起こりうる事故や怪我それを防ぐ対策を何点かお知らせしていきます。お勤めのところでもこういった事故や怪我がないようにこの記事をみて対策をしてもらえたら嬉しいです。

 

冬に起きる事故やけが

冬の外の事故

・冬、雪遊び中での予測される危険なことは…

・路面凍結による転倒 ・屋根上の雪、氷柱の落下 ・雪合戦などで氷がぶつかる ・そりで場外へ激突

などがあります。

実際に起きたケガ

雪合戦で子どもが氷の塊を投げて顔に当たった職員が負傷するということがありました。 投げた子は氷を投げたという自覚はあるものの、顔に当たるとは思っていなかったようです。跡に残る怪我ではなかったものの、大変なことです。

 

・勉強が終わり早く外で遊びたいという気持ちが先走り、外ぐつをしっかり履かずに転倒ということもあります。特に冬は路面が凍っている場合が多いので大きな怪我につながりやすいです。

ケガの対策

移動の時はゆっくり、焦らず進むように 建物の真下には近づかない、近づきそうな時には呼びかける 雪合戦の時は高く投げすぎないよう伝える、何度か高く投げていたら遊びを中断する そりで遊ぶ際には範囲を十分に伝え、滑る頂点や下の位置に職員を配置し声をかけれるようにする

その都度、言葉での注意になりますが、初めて行うときや危ない場面に遭遇した際には実際の例を用いながら説明していきましょう。

 

冬の室内の怪我

・室内の怪我としては

暖房や加湿器による火傷が大多数です。

寒がりな子は暖房のそばに近づいて離れなかったり、パネルヒーターにピッタリ背中をくっつける子もいます。

また加湿器は噴き出る蒸気が子どもたちにとっては面白いのか触れたり、職員や友達の反応を見たさにわざと触れようとしたりします。

 

対策としては

・温めるために体を動かす遊びを促したいですね。 定期的に呼びかけていきましょう。人数が増えない場合やなかなか動いてくれない時、あまり使いたくはないのですが、一日一回は体を動かす遊びに参加するという決まりを作るという方法があります。 ・天候が悪化していたり、体を動かす遊びができない場合には暖房近くに見守りの職員をつけたり、定期的に呼びかけていくなどの指導が必要です。 ・加湿器は子どもたちが触れない場所に置く。または職員が常にいる場所に置くようにする。

 

視覚的な注意

・言葉の注意が通らない、指導しても何度も同じようなことをしてしまう。このような場合は別のアプローチが必要かもしれません。

同じ場所にずっと職員がいるということは難しいと思います。そういう場合にはその子の視覚に注意を促してみましょう。

 

×(バツ)カードを使う

触れて欲しくないところは×(バツ)を貼ってみるのも手です。(放デイなどでは使われているところもあります)

視覚的にわかりやすく、また子どもたちへの説明もスムーズになります。「これなーに?」と聞かれた時には「こういう怪我が起こるから触らないように貼ってるんだよ〜」と説明できます。発達障害グレーの子にもわかりやすい仕組みになります。

同じ色や様式で書きましょう。中には違う風に書くと混乱する子もいます。検索するとたくさん出てきますよ〜

室内の怪我は工夫すれば防げることがあります。使ってみるもの良いかと思われますので、何度も同じことがある場合、お困りの際には使ってみてください。

 

最後に…

いかがでしたでしょうか。冬に起こりうるケガ、事故を紹介しました。予測できるものは防いでいきたいですよね。対策をしっかりと行い安全に遊べるようにしたいものです。職員の皆さんと連携して対策していきましょう。

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。