元学童保育職員の記録

元学童保育の職員が書き物を中心とした、学童保育で働く皆さんの役立つ情報を紹介していきます。

保育のいろいろな場面で使える!おたよりの書き出し文

こんにちは‼︎

私の住んでいる地域では雪がたくさん降っています。雪が積もると雪かきや車やバスなどの交通機関もゆっくりになるので、早く出勤しなくてはならないですよね、職員の皆さんもお疲れ様です…

 

今日はいろいろな場面で使える?お便りの書き出し文についてお知らせしていきます。

 

書き出し文のポイント

・お便りの最初の文は季節のことや時候の文を書くことが多いかと思います。そこへ子どもたちの様子をプラスしていくと良いのです。子どもたちの会話や言動を頭に入れておきましょう。

次に季節ごとの文例を載せてみますので参考にしてみてくださいね

 

・雪も溶け、暖かい日も増えてきました。外で遊べるまでもう少し。「早く遊びたいな〜」と窓から公園をのぞき、遊ぶのを楽しみにしている子どもたちです。
・入学、進級おめでとうございます。新しい環境に子どもたちは期待と不安があるようで、まだ緊張している様子も見られます。子どもたちが早く慣れ、自分らしさを発揮できるようにしていきたいと思います。

・ようやく暖かい日差しがやって来ましたね。公園やグラウンドで遊ぶことも多くなってきました。中には半袖半ズボン姿で汗をかきながら一生懸命走る子もいます。そんな子ども達の姿に「もう夏かな?」と驚きました!

・どんよりとした雲が空を覆う日が続き寒暖の差もありなかなか外で遊べなかった子どもたち。そんな中でも遊べる日にはグラウンドで元気いっぱいに走ったり、ドッヂボールを楽しんでいました☆

・夏の日差しを浴びて、汗をかきながら遊ぶ子どもたち。戸外での活動時は汗をかきながらも元気に過ごしています。 ・日差しがまぶしい季節となりました。「あつ〜い」と半袖で過ごす子も増えてきましたよ。本格的な夏の訪れはもうすぐのようです。 ・長いようで短かった夏休みも終わりました。この夏休みは猛暑が続きましたね。大人は外出を控えるような天気でも子ども達は休息しながらも、元気いっぱい体を動かし遊んでいました。  

 

・朝夕の気温の差も大きくなり、木々も色づくようになりました。子どもたちは公園やグラウンドで元気に体を動かしたり、カードゲームを楽しんだり好きな遊びを楽しんでいます。 ・散歩で外を歩くとカサカサと木の葉の音が聞こえてくるようになりました。子どもたちもあえて木の葉のある場所を歩き、自然の音を楽しみながら歩いています。

・日暮れも早くなり、外遊びから学童に戻る頃には、きれいなオレンジ色が空一面に広がるようになりました。天候や気温が目まぐるしく変わりましたね。子ども達の様子を見ながら、室内で製作遊びなども充実させていきたいと思います。

・初雪も降り、冬を意識する時期になりました。外で遊ぶ時間も限られてきましたが、子ども達は室内で元気に体を動かしたり、制作遊びに取り組んだりと日々の遊びに一生懸命です。

・寒さが一段と厳しくなってきたこの頃ですが、子どもたちは毎日元気に「ただいまぁ」「寒かったよ〜」と温かい笑顔を見せて帰ってきます。 ・冬休みが終わり、3学期がスタートしましたね♪「短いよ〜」「もっと冬休みがあればいいのに」という声が聞こえてきました。おうちや学童でたくさん楽しく過ごせていたなら何よりです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。お便りの書き出し文として何点か例文を書いてみました。

基本、書くと良いのは季節の変化+子どもたちの様子です。

お便りを何度も書いていると同じようなパターンになってしまいがちです。また書き出しの文章だからとあまり変えなかった方やマンネリ化を防ぎたいと思っている時には、この例文が参考になってくれれば幸いです。

では今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

1月の連絡帳の文例

あけましておめでとうございます。

私は例によってコロナに振り回され、お正月気分がなかなか味わえません…

今年も学童保育に関わる情報を発信していきますのでよろしくお願いします。

今日は1月の連絡帳の文例をいくつかお知らせしていきます。

1月の連絡帳文例

季節、行事の文

・「あけましておめでとうごさいま〜す‼︎」と元気いっぱいに挨拶してくれた〇〇くん。また元気な姿を見られて私もとっても嬉しいです。

・「お正月はおじいちゃんの家に行ったよ、お年玉ももらったんだ」とニコニコしながら教えてくれました。「お年玉ですみっコぐらしのぬいぐるみを買いたい」と使い道を決めているようです。

・支援員が雪かきをしていると「俺もやる〜‼︎」と準備万端で手伝いに来てくれました。そりに雪を積むと素早く運んでくれて、とても助かりました。「また雪かきするときは呼んでよ」とも言ってくれ、頼りになる素敵なお兄さんです。

・「自由研究は街の歴史を調べたんだ」と冬休みの自由研究を見せてくれました。「図書館に調べに行ったり、資料を見ながら絵を描いたんだよ」と頑張ったことを教えてくれました。「持って帰ってきたら先生にも見せるね」と言ってくれたので今から楽しみです。

・遊びから帰って来た後は暖かい部屋でそれぞれの学校のことを話しています。学校により委員会のことや係のことなどの違いがあり「え〜そうなの?」「いいな〜」とお互いの違いに驚いていました。

 

遊び、生活

・学校が始まり冬休みより学童にいる時間が短くなりました。「今日は4時まで外で遊べるのか」「△くん、勉強が終わったら一緒に遊ぼう」など時間や予定を確認しながら自分の計画を立てていくことができるようになっています。

・冬休みが終わって「★お姉ちゃん、一緒に遊ぼう」と誘われることが多くなりました。快く応じて低学年の遊びを一緒に楽しんでくれます。言い合いになりそうな時にはすぐに「今の言い方、嫌な気持ちになるな〜」と冗談っぽく低学年へ伝えてくれ、まるで職員のように対応してくれます。素敵なお姉さんになり、子どもたちからも頼りにされていますよ。

・今日はドッヂボールを行おうと思ったのですが、利用人数も少なかったのでお兄さんお姉さんによる投げ方とキャッチの練習になりました。憧れのお兄さんから上手な投げ方を教えてもらっています。「上手くなってきたよ」と褒められた■くんはとっても嬉しそうでした。「早くドッヂボールやりたいな‼︎」と対戦を楽しみにしています。

・工作遊びでピタゴラスイッチのようなボールを転がす装置を作りました。「ここはもう少し斜めにしたほうがいいんじゃない?」「僕、ここを押さえているからテープを貼って」などお友達とアイデアを出し合って協力して作品を作っていましたよ。

・進級に向けての話をしたところ「お姉さん」になることにとても期待を持っているようです。「私は折り紙が得意だから、折り方を教えてあげたいな」「どんな子が来るのかな〜」と新一年生の入所を今から楽しみにしているようです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。冬休みが終わった後の変化(友達関係のこと、できるようになったこと等)進級に向けての意識などを発信していくと保護者の方へも情報を共有できるでしょう。

1月は冬休みが終わり学校が始まります。午前授業もあり、すぐには落ち着いた流れになるのは難しいかもしれませんね。全てその通りでなくとも、少しでも参考になれればと思います。

「こういう時どうやって書いたら良いんだろう」など困っていることがありましたら、お知らせくださいね。一緒に考えていきましょう。

ではでは、今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

長期休みには頼れる高学年にお願いしよう

こんにちは

今年ももう終わりですね…

我が家は主人がコロナの影響で激務になり年末の感じがしません…来年は治まってくれることを願うばかりです。

今日は高学年を頼るアイデアをお知らせしていきます。冬休みの指導にお困りの方はぜひ参考にしてみて下さいね。

高学年と協力してまとまりを強めよう

・長期休みではいつもより長い時間子どもたちが過ごします。普段は忙しい高学年も一緒に過ごせるの異学年の子どもたちの結びつきも強くなるのです。

また冬休みという年度の終盤、来年度の進級、進学へ向けての準備をしていきたいところですね。

とはいいつつも職員だけではいろいろと大変なところもあります。

そこで高学年の力を借りましょう!

具体的には「つなぎを埋めてもらう」「後ろからのサポート」「遊びの審判」です。

 

「つなぎ」を手伝ってもらう

・遊びから帰ってきたとき、昼食までの間などのちょっとした「間」に些細な言い争いやふざけたりなどのトラブルが起きます。こういった間を埋めるのを高学年にお願いしましょう。

職員で上手に進行できそうな高学年の子をピックアップしお願いする 朝の会など全体が集まる場面で呼び掛ける(その場で立候補がいなければあとから受け付ける又はお願いする)

つなぎを埋めるための内容ですが

絵本を読む クイズ本を読んで問題を投げかける

が負担なくできるものでしょう。

進行が上手な子、アイデアが豊富な子はゲームを考えてお願いするということもできるかと思います。慣れたものであれば職員がゲームの内容を決めて、進行だけをお願いするということもできますので相談しながらやってみましょう。

 

低学年を後ろから見守る

・前に立つのが得意ではない子もいます。そういった子は先述したものは難しいかもしれません。

その場合には朝の会などの集団で話しを聞く場面、子どもたちが落ち着いて話を聞けるように後ろから伝える役割をお願いしましょう。

最初に役割を伝えて、注意して、どうしても聞けない子がいた場合には職員が対応するということを約束します。できれば傍に職員がいるのが望ましいです。

 

会が終わった時にその子から情報を聞き、静かに話を聞いていた子から順番に次の行動ができるようにしても良いかと思われます。子どもたちも「しっかり話を聞こう」という姿勢が育つかも…(乱用すると効果は薄まります)

遊びの審判

ボードゲームや集団遊びのルールを説明、審判をお願いしても良いと思います。最初しっかりと伝えてうまくいくようにサポートします。普段の職員の話よりもしっかり聞いてくれる確率が高いです。その場を持て余している高学年がいたら頼ってみましょう。

 

 

どういう効果があるの?

・高学年が進行したり、声をかける場面を目に見えて増やしていくことで低学年は「ああいう風にやるんだ」「自分もやってみたい」「あのお兄ちゃんお姉ちゃんは頼りになる」という認識ができます。

その礎ができると高学年がいないときに中学年(3、4年生)に代わりをお願いしたりと職員の負担も軽くなります。

また高学年同士の結びつきも強くなります。最初は職員が声をかけていたのが次第に子どもたち同士で「今日は私がやるね」「明日は来る?」と声を掛け合えるようになります。クラブの状況にもよりますが、子どもに頼る場面を増やしてみると良いでしょう。

 

子どもたちの負担やストレスになるような過剰な要求やその子によって大変に感じてしまうことがあればやめましょう。「行きたくない」の原因になります

 

 

 

 

 

・今年の更新は今日で最後になります。来年も学童保育のことを発信していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

冬休み以降の1月の指導案文例

こんにちは

今日は早いですが冬休みが終わってからの指導案の例を載せていきます。

冬休みが終わった後の指導案は…

冬休み以降は、進級を意識した内容で

 

・冬休み明けはいよいよ3学期、進級を意識したものを取り入れていきます。帰りの会などの集団の場面で子どもたちが意識できるように定期的に伝えていくこと、そしてある程度の見通しを持って、生活ができるようになることを目標に書いていくと良いかと思われます。

また感染症が流行る時期なので配慮事項に予防策や異変が起きた際の対処法なども書いておくと落ち着いて対応できると思われます。

 

目標

・活動を自分で確認し見通しをもって予定を立てる ・進級に伴い、優しい言葉遣いや態度で接する ・自分の気持ちや考えを友達や支援員に伝え、安定して過ごす ・相手の気持ちに気づいたり、思ったことや考えたことを相手にわかるように話す ・冬休み明けの生活リズムを整える

 

生活面

・気温の変化が大きく出やすいため、咳や鼻水が出ている場合にはお迎えの際や連絡帳などで知らせていく ・感染症の流行を考慮して、喉の痛みや異変を訴える子がいたら、検温や場合によっては別室で休ませていく ・子どもたち一人一人の様子や活動量に応じて、水分補給の声かけをしたり、一斉に飲む機会をもつ

 

環境設定、配慮事項

・生活の流れが冬休み中と一緒になっている子がいた際には予定を一緒に確認していき、混乱がないようにする ・ボードゲームなど静かな遊びでもルールがあるもの(特に複雑なもの)の時には低学年の子や見守りが必要な子には確認を行ってから始めるようにしていく。 ・集団遊びを行う際には時には遊びの状況の振り返りを行い、気をつけて欲しいことなどがあったら伝えていく。審判(支援員)の判断でジャッジを行う事も毎回伝えていく。 ・帰りの会では3学期に入ったこともあり、時には4月からの様子を振り返り、どういうことがあったか、してもらって嬉しかったことは何かを話していき、進級、進学に向けて優しいお兄さんお姉さん像を子どもたちと共有していく。優しい場面を見かけた時には「素敵な上級生になれるね」と行ったことの様子を具体的に褒めていく ・全体や個別で進級についての話をしていき、思っていることや考えを聞く機会をもつ。不安があった場合は話した子の気持ちを受け入れ、どうしたら良いかなど一緒に考えていく姿勢を見せて、安定して過ごせるようにする。 ・外遊びができる場合には積極的に外での遊びを誘いかけ、体をのびのびと動かして遊ぶ楽しさを感じられるようにする。用具を使う際には子どもたちの使っている様子を見ておき、順番に貸せているか危険な使い方をしていないか見守る。 ・外遊びを行う際には職員の立ち位置を考慮し、全体を見渡せるように相談し合う。また子どもたちへ遊べる範囲を伝えていき、楽しく遊べるよう見守っていく。 ・外遊びから帰ってきた際には子どもたちの様子を見ながら休息や静かな遊びを促していく。 ・時間や活動をいつも聞いてくる子には、予定を自分で確認させ、自己管理ができるようにしていく。また状況によっては次の活動を前もって知らせておき子どもたちが見通しをもって過ごせるようにする。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。4月の進級や新1年生の入所へ向けて、今いる子たちの自立や自主性を育てたいところです。子どもたちへ声かけをする機会を職員全体で持てるようにしっかりと書いておくといいと思います。

また雪遊びをする機会があればそれについての準備や配慮事項、後片付けについても明記しておくと気をつけるポイントがわかると思います。

早いですが冬休み明けにもしっかりと備えておきましょう。

 

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

困った!連絡帳で書くことがない⁉︎時のネタ

 

こんにちは

冬休みが始まりましたね。夏休みよりも期間は短いところも多いかも知れませんが、長期休みは正念場です…頑張ってください‼︎

今日は連絡帳のネタの種類を何点かお知らせしていきます。連絡帳で書くことが同じようになって困っていらっしゃる方、参考にしてみてくださいね。

 

 

書くことがない…?時の方法

・書くことがない、ということはないと思います。学童保育で過ごしたことを書いていけば良いのですが、書くことが同じだったり、似た内容だと…と困ってしまうこともあるのではないでしょうか?

今回はそう言ったことが起きたときに書くネタを紹介していきます。

 

期間を伸ばしてみる

「今日」もしくは「昨日」起きたことだけではなく、「今週」や「最近」に範囲を広げてみてはどうでしょうか?

・最近、トランプをすることが好きな○○くん。特にスピードが好きなようで、友達やお兄ちゃん相手に楽しんでいます。
・今週は特に宿題の量が多かったのですが「■■ちゃんと遊ぶ約束してるから、早く終わらせないと」「テストで100点取れるようにいっぱい勉強する」と頑張っていましたよ

 

ほかの先生と情報共有

・自分が書かなくてはいけない子の遊びの様子が見えない場合にはその場にいた職員へ聞くのが一番早いです。

・何をして遊んでいたか

・誰と遊んでいたか

・(できれば)面白かった発言、リアクション、具体的な様子

を聞ければ、詳細に書くことができます。

 

子どもたちの会話を拾う

子どもたちの会話を書くというのも一つの手段です。

・△△(某アイドル)の話題で盛り上がっていた〇〇さん。「この間のテレビで歌った歌が…」「あの雑誌の時の表情が…」などなどお友達との会話からとてもその‘△△が大好きなんだなあと気持ちが伝わってきました。

 

・「今日の給食はなんだった⁉︎」「カレー」「え〜おんなじだ」と給食の話題で盛り上がった◎くん。その後は給食の好きなメニューを話していました。ちなみに◎くんは「ラーメン」が好きなようです。

 

学童保育で好きなこと

・最近のことは書けなくとも、長く学童保育にいればその子の好みがわかってきます。

好きなおやつやお気に入りの場所、よく過ごしているところなどときにはそういうことを書いてみると保護者の方は新たな発見があるかも知れません。

学童保育では本を読んで過ごすことが多い〇〇さん。特に歴史の本が好きなようで、何度も読んでいます。新しい本が入るといち早く気づき目をキラキラさせて読んでいます。また「先生、新しい本を買ってください」とリクエストしてくれます

 

・アイスが好きな▲くん。おやつに出ると「やった〜‼︎」と大喜びしてくれます。特に行事の時に出るディッシャーで盛り付けるチョコマーブルのアイスが好きですよ。残り少なくなると「もう終わっちゃうのか…」と寂しそうにしています。

 

絵を描くのが好きな人は…

・イラストを描いてみてもイイかも知れません。ただし保育に関する内容で、です。

その子の遊んでいる様子や、楽しそうな表情など、言葉では伝わりにくいこともイラストで表現すると伝わることもあります。(私は歯が抜けたのを見せてくれた可愛らしい様子を伝えたくて描いたことがあります)

描くことが好きな人は描いてみても良いかも知れません。

 

まとめ

・日々の様子を書く連絡帳ですが、行事もなくお気に入りの遊びが同じことが多い子は書くことの内容が同じになってしまうこともあります。そんな方のためにいくつか用意してみました。

どんな項目を書くときにもその子のことをよく見る好きなものや過ごし方などしっかりと把握しておくことです。それが書くことのネタとなっていきますよ。

ではでは今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

お便りで書きたい基本~3つのポイント

こんにちは。

最初にお知らせします。

当ブログ、書き物のページで検索してくださる方が多いようですので、お便りや連絡帳、指導案などの方がメインとなります。その他学童保育については記事が少なくなって来るかと思いますので、ご了承の上ご覧下さいませ。

さて。今日はお便りで書くと良いことについてお知らせしていきます。

 

 

お便りで書くと良い基本の3つ

 

お便りは学童保育の全体のことをかく

・お子さんの様子を書くものとしてお便りと連絡帳があります。連絡帳はその持ち主のことを書くますが、お便りはその学童またはクラスのことを書きます。そのため、いくら素敵で「書きたい」と思うエピソードだとしても同じ子に偏ってはいけません。

 

子どもの情報共有を常に行う

・では子どもたちのエピソードを集めるためにはどうしたら良いでしょうか。職員みんなが全体のことを解れば良いのですが、その時の遊びにつく場所や特定の先生がいるところへ遊びに行く子など、全てを完全に把握するのは難しいことです。

そのため、何気無いことでも子どもたちの情報を職員間で共有すると「書きたい」と思う事柄が増えていきます。もしお便りに書けなかったとしても、連絡帳に書いても良いと思います。

 

学童保育で過ごす上での課題を書く

学童保育では年間の目標があると思います。それに合わせて指導案を書いているところもあるかと思いますが、お便りにもその課題に取り組んでいるということや、今現在どういうことを保育の課題にしているかなどを書いておくと保護者の方にもわかりやすく「今学童保育で行なっていること」が伝わります。これは例文を書いてみたので参考にして見てください

 

4月は挨拶月間ということで、帰って来た時やおやつを食べる時、またお迎えに来た保護者の方に会った時は挨拶をするように促しています。特にお迎えに来た保護者の皆さんへの挨拶は子どもたちも張り切っていますよ。子どもたちからの元気いっぱいの挨拶、聞こえましたらぜひ返していただくと、子どもたちも励みになるかと思います。
新しい生活にもだいぶ慣れて来た子どもたち、気の合う友達を見つけ、遊びに誘い、楽しんでいます。慣れてきた分、お友達への言葉遣いなどに気をつけて欲しいと思っています。「自分が言われたら、どう思うか」や「自分は嫌な気持ちはしないけどそういう言い方や言葉で傷つく人がいること」を子どもたちへ繰り返し伝えていきますね。

 

学童保育対象年齢が幅広く、また学年によっての成長の差が激しいので各学年について書くととんでもなく長い文章になってしまいます。学年によって課題が違う場合には低学年、高学年と二つ程度に分けた方が見やすく、わかりやすいかと思います。

 

成長を感じる、学童保育ならではのエピソード

・子どもたちの成長したなあと感じることは積極的に書きましょう。高学年が低学年に優しく接していたこと、「早くお迎えに来てほしい」といつも言っていた子が「今日は○○ちゃんは来てる?」と聞いてくるようになったこと、学童保育ならではの人とのつながりや結びつきが強まったことは絶好のチャンスです

子どもたちの発言や様子なども加えるとそれが「優しい」なのか「頼もしい」なのかもっと伝わることでしょう。字数の制限などあるかもしれませんができるだけ様子が伝わる文章を心がけて下さいね。

まとめ

・いかがでしたでしょうか。

お便りを作る際には学童全体のことや現時点の課題や取り組み、人との関わりによって成長を感じたエピソードを書くとより「伝わる」お便りになると思います。普段から一生懸命に保育に取り組んでいる職員の皆さんの働きが保護者へ伝わるよう。願いを込めています。

参考にしていただければ幸いです。

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

学童保育にクラスってあるの!?

こんにちは

 

学童保育のクラス分け(!?)についてお知らせしていこうと思います。

学童保育のクラス分けについて

学童保育にクラス分けなんてあるの?

・聞いたことがないという方もいるかと思います。実は学童保育にもクラス分けしているところがあるのです!

一体どういうことなのでしょうか、詳しくは「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」に書いてあります。

放課後児童クラブの一つの支援の単位(以下、クラス)を構成する子どもの数は おおむね40人以下とする

つまり40人以上のお子さんが通われているところはクラス分けをしている可能性が高いのです。

 

他に決まりはあるの?

・先ほどの「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」にこういったものもあります。

放課後児童クラブは遊びや生活の場としての機能を備えた専用区画を設ける。(子ども一人につきおおむね1.65㎡以上)

40人のお子さんが通われるとなると専用区画が66㎡必要になるということです。

専用区画が足りないとなると敷地内に増設したり、別の場所を使って運営することになります。

 

そして

1クラス(40人以下)につき指導員2名を配置し、うち1名は放課後児童支援員とする

1クラスに必ず1名は放課後児童支援員の資格を持った職員が必要になります。もちろん全員が放課後児童支援員の資格を持っていればそれにこしたことはありませんね。

 

クラス分けって、どうやって決めるの?

・実際にクラス分けがあったところは入所順や、場所が離れている場合には家から近いところ等もあります。ですが、ある程度の交友関係を考慮するところも多いようです。職員も子どもたちが自分らしさを発揮してのびのび過ごしてほしいと思っていますので、その子がどうしても委縮してしまったり、つらい環境は避けたいと思っています。

また縦割り保育のところは学年の人数が同じくなるように分けていきます。

お子さんが悩んでいたら

・もし学童保育でお子さんが友達関係で困っていてお子さん自身が職員に相談できない、等がありましたら、保護者の方がこっそり相談してみてもいいかもしれません。

あくまでこっそり(お子さんに話しているところが見つからないよう)お願いします。小学生には自分で相談、解決する能力も必要です(問題の規模によりますが)。お子さんに伝えるとしたら「先生に話を聞いてもらおう」程度に収めましょう。
苦手な子が…

・過去にトラブルがあり、関係が良好ではない場合、把握していれば職員も配慮します。どうしても心配な場合は職員へお話しください。

 

新一年生、新入所の子は…?

・学区が違う子が集まっている場合にはできるだけ同じ学区の子が同じクラスになるよう、また入所説明の際のお子さんの様子から「この子となら楽しく遊べそうだな」「このお兄さんのことがお気に入りかな?」と推測し、分けていきます。

最近高学年になると通えなくなるところから全学年預かるところへ移る子もいます。そういう子は高学年の層が薄いクラスにいくことが多いです。

 

クラス替えの頻度は…?

・これは私のところで、ですが、年一度、春休みから新クラスに慣れてもらい、4月の1年生入所の時には体制を整えていました。さらに春休みという長期休みなので縦割りグループを作り、少なくとも自分のグループの子は覚えてもらうという目的もありました。また3月は保護者の方の転勤などでの退所が多く、クラスの人数のばらつきを整理するという意味もあります。

 

 

まとめ

・いかがでしたでしょうか。学童保育の人数が40人以上いればクラス分けしているところもあります。クラス分けの基準はそこの学童保育によって違いますが、

 

ではでは今日も最後までご覧いただきありがとうございました。